第24回日本ロービジョン学会学術総会

文字サイズ
反転

ご挨拶▷ ページを更新する

第24回日本ロービジョン学会学術総会

会長 中野 泰志

慶應義塾大学

第24回日本ロービジョン学会学術総会は2023年6月30日(金)~7月2日(日)の3日間、御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンターで開催させて頂くことになりました。日本ロービジョン学会関係者各位に厚く御礼を申し上げます。

本会のテーマは「ライフステージに応じた早期介入」です。視覚障害のある人達やその家族と様々な領域の専門家をつなげるための早期介入をテーマに選びました。疾病の早期発見・早期治療、発達段階に応じた早期相談、そして、関係機関の早期連携等を通して、迅速かつ適切なロービジョンケアを実現する方法を探りたいと思います。

オープニングレクチャーでは、障害者政策委員会の座長である石川准先生に「国連障害者権利条約、改正障害者差別解消法を踏まえた医療・教育・福祉を考える」と題して、障害のある人の医療、福祉、教育を取り巻く国内外の最新動向についてご講演いただきます。また、特別講演1では、英国王立盲人協会(RNIB)のStevie Johnson先生にECLO(Eye Clinic Liaison Officer)という英国の早期介入システムについて、特別講演2ではHannah Burnley先生(英国リーズ教育支援センター)・Hayley Cooper先生(英国リーズ教育支援センター)・Kay Wrench先生(元英国オールダム教育支援センター)にQTVI(Qualifıed Teacher of the Visually Impaired)の視点から英国におけるインクルーシブ教育と教育、医療、福祉の連携についてご講演いただきます。

教育講演では、「スマートサイト~東京都ロービジョンケアネットワークにおける教育・福祉施設との連携~」と題して、井上賢治先生(井上眼科病院)と山岸直人先生(東京都立文京盲学校)に、教育セミナーでは、「子どもの目に障害を認めたら…医療者はどう支援していくか:視覚障害児と家族に対する医療者の支援を考える」と題して、富田香先生(平和眼科)・永井章先生(国立成育医療研究センター)・岡前むつみ先生(久我山青光学園)、田中桂子先生(神戸アイセンター病院)に、特別講演3の第1部では「ロービジョン者の就労支援」と題して、重田雅敏先生・熊懐敬先生(認定NPO法人タートル)・村上美紀先生(むらかみ眼科医院)に、第2部では「東京2020パラリンピックのレガシーを通して考える共生社会への展望」と題して、河合純一先生(日本パラリンピック委員会)にご講演いただきます。

シンポジウム「日本における早期の相談支援の現状と課題」では、加茂純子先生(甲府共立病院)・奈良井章人先生(奈良井眼科)・仁科幸子先生(国立成育医療研究センター)・柏倉秀克先生(桜花学園大学)・竹下義樹先生(日本視覚障害者団体連合)に、ライフステージに応じた早期介入の在り方について議論を行っていただきます。

御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターは、JR「御茶ノ水」駅徒歩1分、東京メトロ「新御茶ノ水」駅直結という利便性の高い場所にあります。ぜひ、全国各地からお集まりいただき、日本における早期介入の現状と課題について議論したいと考えています。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

開催会場

御茶ノ水ソラシティ
カンファレンスセンター
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台
4丁目6

運営事務局

〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2-4-7
スタッフルームタケムラ(有)内
TEL:03-5287-3801
E-mail:24thlv_sec@staffroom.jp

© 第24回日本ロービジョン学会学術総会

arrow_upward

トップ